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活動実績

新しい統括的な構造生物学の学術的・技術的な課題や問題を、広く産学間で共有して議論する場を提供することで、主に創薬に携わる企業におけるこの分野での研究開発の促進に貢献します。

我が国の構造ゲノム科学の国家プロジェクトであったタンパク3000プロジェクト(2002〜2007)では、シンクロトロン放射光施設(Photon  Factory や SPring-8)、NMR パーク(横浜)などを中心に展開され、創薬基盤ともなる創薬標的タンパク質の三次元立体構造の蓄積のみならず、創薬に従事できる人材が多く輩出されました。その際には、本委員会が発展的に継承する学振第169委員会が、創薬シーズや人材をアカデミアから産業界へと繋ぐために極めて大きい役割を果たしました。

今回の新委員会も状況はよく似ていると考えられ、新たな潮流を迎えている構造生物学の新技術や、それによって生まれた創薬シーズ、さらにこれらを支える若手人材など、新設を提案している本委員会が産業界との連携の窓口となって、相互の交流を促進する機能を担うことで、産業界およびアカデミアが活性化され、 若手人材のさらなる育成が促進されることが期待できます。

量子構造生物学委員会
メールアドレス office@cqsb.org